「恋愛の温度」
イ・ミンギ×キム・ミニ主演、上海国際映画祭最優秀作品賞受賞作品で観客動員数186万人を記録したラブコメ作品。
この映画を視聴した当時、少しジェラシーでした。
というのもイ・ミンギにとってキム・ミニは初めて好きになった芸能人であり憧れの人だったので、当時のインタビューではキム・ミニさんにデレッデレでしたから😤
私はキム・ミニさんを美人と思えない派でして、「お嬢さん」でも美しい女性という設定がどうにもしっくりはこないのですが、演技を見るととても色気があって惹きこまれてしまう素敵な女優さんだなと思います。
本作でのヨン役もチャーミングでした。
🟢 満足度🟢
★★★★★★☆☆☆☆(星6)
「恋愛の温度」キャスト
イ・ミンギ
キム・ミニ
キム・ガンヒョン
パク・ピョンウン
ラ・ミラン
チェ・ムソン
「恋愛の温度」簡単なあらすじ
ドンヒ(イ・ミンギ)とヨン(キム・ミニ)は銀行支店の同僚で密かに社内恋愛中でしたが、ヨンの方から別れを告げます。
お互い未練があるけれど素直になれず嫌がらせをしたり同僚たちの前で修羅場になったりを繰り返します。
それぞれ新しい恋人が出来てもお互いが気になり・・・
※感想はネタバレを含んでいますので未視聴の方はご注意ください
ここからネタバレ注意です!
「恋愛の温度」ネタバレ感想
正直言って、イ・ミンギの主演映画の中で唯一あまり好きではない作品です。
ドキュメンタリー式に話が進んでいくのですが、登場人物が当時の気持ちをインタビューで説明するたび映画を途中で切られた感じがして
慣れるまでもやもやしました。
主人公のドンヒがもう少しだけでも魅力のある男性ならよかったのになと思うんですよね。
ドンヒは短気で口悪いし乱暴だし声裏返っちゃうくらいヒスりっぱなしだし(演じたミンギssiの喉が心配なったくらい)、
それじゃ喧嘩になっちゃうよ。
相性うんぬんじゃなくて。
例えば遊園地でドンヒが原因でヨンが傘で手を切っちゃって血がでて痛ーいって言ってるのに、駆け寄らずに自分の言いたいことを話し始める
そういうとこ。
ドンヒの性格の方に問題ありだから映画のテーマと違ってくるし、大事なシーンであろう遊園地での別れのシーンのドンヒの言葉も全然響きませんでした。
演じたのがイ・ミンギssiだったから観れたかなという感じ。
登場してくる男性の中に魅力的な人物がいないというのもつまらなかったです。
ヨンが話していた統計によると、
「別れた人がよりを戻す確立は82%で
うまく行く人はそのうちたった3%」
3%ってかなり低い数値。
97%の人はまた同じ理由で別れてしまう
結局同じことを繰り返して同じ理由で別れることになるようです。
ヨリを戻したドンヒとヨンは同じことを繰り返さないために努力したけど自分の気持ちを押さえ込みすぎて疲れ果てて
結局統計通り再び破局することになってしまいます。
遊園地での雨の中2人が自分の本音をブチまけ合うシーン、
あの長い沈黙は耐え難いものがありました・・・。
1から10まで合わせてるのに私が勝手ですって?
自分はいつも独り相撲、もううんざり
って泣くヨンと
おまえは自分だけが努力して疲れていると思っている
俺も同じだ。自分のつらさにしか目を向けないじゃないか
って言い返すドンヒ。
お互いに「結局全然変わってなかった」ことに気づくわけです。
「自分たちはよく頑張った」そう言ってお互いを想いあいながら再び別れを選ぶのですね。
恋愛って難しいですね(もう忘れたけど)
ラスト、時を経て再会するドンヒとヨンですがもしまたつきあったとしても多分ね・・・
この映画を見てやっぱり思うこと。
恋愛めんどくさ!
以上、「恋愛の温度」あらすじと感想でした。
お読みいただきありがとうございました。